先週末に、東京八王子で開催された「側弯トレーナー養成講座」に2日間オブザベーション受講してきました。
「側弯トレーナー養成講座」は以前に受講していますが、再度受講をさせていただくことでまた新たな見方など知ることが出来、非常に充実した研修でした。
側弯トレーナー養成講座とは
今回私がオブザベーション受講した、「側弯トレーニング養成講座」とは?
理学療法士の中村尚人氏が、より簡便で理学療法の視点からも矛盾のないトレーニング方法として考案した「側弯トレーニング®︎」での考え方やアプローチ方法を学ぶ指導者養成コースです。
さらに詳しくは以前に書いてこちらの記事をご覧ください。
今回の研修受講の目的
以前私はすでに、この「側弯トレーナー養成講座」を受講し、側弯トレーナー®︎の資格を取得しました。
今回は、後期日程の2日間のみオブザベーション受講をしてきました。
というのも、このコースの後期日程では、コース受講生が日々現場で担当されている、クライアント様を通して、既往歴や運動歴、レントゲン画像などを踏まえ、そこから姿勢や歩行動作などを繋げ、状態の把握を行っていきます。
またそこからより的確なアプローチ法を考察・検討していくという講習内容があります。
全日程の講習内容の中で、側弯症の方における「見立ての方法」や「トレーニング方法」を学ぶ内容ももちろん非常に勉強になります。
ただこの養成講座の中で、この実際のクライアント様の情報を通して、行う見立てや考察の時間が非常に為になるので、再度受講をさせていただきました。
受講した感想
今回も、各受講生が担当されているクライアント様の症例発表を沢山聞かせていただき、普段見させていただく事がなかなかない様な症例もみさせていただく事が出来ました。
再度受講して改めて感じましたが、本当に一人一人状態が違います。
今回の症例の中にも、特発性側弯症と診断されていますが、本当にそうなのか。
今までのスポーツ歴や自宅での日常生活の過ごし方などを聞くと、その影響が体に出ているのではないかと疑わせる方もいました。
特発性側弯症の全ての方が、この様なスポーツ動作や日常生活動作による影響により生じていると言っているわけではありません。
家族性の遺伝もあり、発症時期や側弯変形のパターンとしても、特発性側弯だと思われる方もおられました。
しかし現状、特発性側弯症と言われていても、機能性側弯症の方も混在している場合も多い様な印象を受けます。
背骨の弯曲の状態や側弯のタイプだけで、画一的にこの運動というのはなく、状態によってアプローチ方法が異なるんだというのを改めて実感しました。
今後も継続して学びを続けていきたいと思います。
今回私が資格を取得し、再受講した「側弯トレーニング養成講座」に関する詳細は以下のサイトをご覧ください。(次回第4期開催は、2018年予定の様です)
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今回の研修を通し、更に側弯症の方へのトレーニングについて学んできました。
側弯症の方のトレーニングによるサポートを行なっておりますので、ご興味のある方は一度こちらをご覧ください。
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渡里恭平
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